あこがれというおもちゃの羽

松井奏くん 阿部顕嵐くん 平野紫耀くんとかいろいろ

忘れられない思い出を君たちがくれたよ

Love-tuneが事務所を退所すると発表されてから10日経った。ずっと前から覚悟していたはずのものは突然で案外あっけなかった。確かにショックだったはずだけど私は翌日も普通に友達と全然関係ない話をして笑えていたしご飯だってちゃんと食べていつも通りの生活をした。ただ一人でふとした時Love-tuneのことを思い出すとぎゅっと胸の奥が苦しくなるような、うまく呼吸ができなくなるような、Love-tuneが解散した後の日々はそんな日々だった。

私は顕嵐くんのファンで、私の中での顕嵐くんはアイドルの天才で、唯一無二のアイドルで、どうしてもジャニーズでアイドルをしていてほしい、アイドルじゃなきゃいけない存在だった。絶対にアイドルとして世間に見つかってほしい人だった。だからLove-tune7人が本当に好きで7人で永遠に幸せになってほしいと思う自分がいる一方で、グループとしての活動がほとんどなくなってからはグループとしてはもう活躍できないんだったら顕嵐くん個人でもいいからなんとしても活躍してほしい、夢をつかんでほしいとさえ思っていた。


私は顕嵐くんの何にそこまでこだわっていたのだろう?

顕嵐くんは本当に不思議だ。顕嵐くんは確かにイケメンで、顔がいいとよく言われるメンバーではあるけど実は私の顔の好みではない。無理やり言葉にするなら顕嵐くんのお顔はつよい、顔面凶器っていうイメージ(なんだそれ)で、もうこの時点で今までのジャニオタ人生ほぼ顔の好みで過ごしてきた私には摩訶不思議な事態だ。

顕嵐くんはダンスも歌も特段上手いと言われるメンバーではないと思う。まいジャニで見た何者でのソロダンスは本当に上手で衝撃的だったけどそれも何か私の好きという理由には足らないような、そんな気がする。ダンスも歌ももっと好みど真ん中の人が他にいるからだろうか。

でも顕嵐くんのパフォーマンスは本当に好きだ。顕嵐くんの何が一番好きかって聞かれたら間違いなくパフォーマンスだと答える。

ふわっとした言葉になってしまうけれど、私は顕嵐くんのアイドルらしいパフォーマンスが好きなのかもしれない。顕嵐くんは自分の魅せ方が天才的に上手いと思う。お顔の強さとそれを引き立てるあまりクセのないダンスと歌。その加減の絶妙さ。それだけではない。顕嵐くんはどのグループのどの曲の雰囲気にも溶け込むことができるし、どの曲でも"阿部顕嵐"を創り出すことができるところが天才だ。特にセンターに来た時に一層ギラギラキラキラするオーラは間違いなく一級だと思う。

またまるで息をするようにアイドルをする人だなとも思う。アイドルをしている姿に全く無理や違和感を感じない。その分アイドルじゃない時のある意味リアルな顕嵐くんの姿が全然想像つかないところもすごく新鮮だった。私は顕嵐くんをどこか神秘的なものとして見ていたのかもしれない。とにかく私にとって顕嵐くんはつかめない魔性の人だった。そしてそんな顕嵐くんを見ているのが本当に好きだった。こんな人今まで他にはいなかったからすごくすごく楽しかった。


だからどうしても顕嵐くんにはこれから先もずっとずっとジャニーズのアイドルでいてほしかった。顕嵐くんの魅力はジャニーズでこそ輝くとそう思っていた。そうあんなにも強く願っていたはずなのに顕嵐くんが退所することが発表されて、自然とその気持ちは消えていた。はっきりとした理由は分からない。でも顕嵐くんが入所して退所するまでのジャニーズでの8年って本当に長いな、と思った。私が顕嵐くんをリアルタイムで応援できたのはそのほんの一部でしかないけど。かなり波乱万丈な8年間だったんじゃないかな。8年もジャニーズで頑張ってくれたんだからもう次のステージに進んでほしいとふと思えた。


まだアイドルしている顕嵐くんの映像を見返していたりするとこの天才がジャニーズを去ってしまうなんて惜しい、顕嵐くんを、Love-tuneを逃した事務所一生後悔しろって思うけどでもやっぱり顕嵐くんには幸せになってほしくて。だから顕嵐くんの人生の次のステージが幸せであることを願います。


そして最後に安井くんに心からの感謝を伝えさせてください。発表の翌日の安井くんと優斗くんのらじらーを聞いて、顕嵐くんだけじゃなくて本当に7人のLove-tuneというグループが好きだったんだということに改めて痛いほど気づかされたから。Love-tune安井謙太郎という人がいて、その人がグループの核となってくれる人で、らじらーという番組があって本当によかったなと思った。このらじらーがなかったらきっとこんなにLove-tuneが好きなんだっていう気持ちが解凍されないままだった。

ちゃんと言葉にして伝えてくれてありがとう。今回だけじゃなく、色々な噂でファンが不安になっていた3月の横アリ公演でも7人で夢を追いかけ続ける、また会おうと何度も伝えてくれたことが結果はどうであれ本当にうれしかったし救われました。今回もちゃんとさよならを言ってくれて本当に救われた。本当にありがとう。安井くんのおかげで、安井くんが本気で勝負をかけてくれたLove-tuneのことが今私は本当に好きです。


10年後またここで会おうよ 

そんときは今よりずっと笑っていよう

きっと きっと


この歌詞がずっと頭を巡って離れない。別に10年後Love-tuneとファンでまた集いたいわけじゃない。そんな未来があるならそれは最高の形の一つだろうと思うけれど。

ただ10年後もみんながそれぞれ今よりずっと笑っていますように。

どうか顕嵐くん、安井くん、真田くん、諸星さん、美勇人くん、萩谷くん、怜央くんに幸あらんことを。

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